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 北海道和種馬保存協会は、わが国の在来馬8種の一つである北海道和種馬の保存と活用の推進活動をしています。
 馬は、わが国の産業や文化、また、昔は、その時代の政治にとって大きな役割を果たしてきました。今は、その大きな役目を終え、暖かなまなざしと体温と人への信頼で皆様と心豊かな交流がはかることのできる貴重な財産となっています。
 北海道和種馬は、広大な北海道の開拓に力を尽くしてきました。歴史的に培われてきたその体格と性格により、これからも形を変えて北海道の発展に寄与すべく、北海道遺産としての認定も受け、さらに活躍が期待される馬です。
 世界中に多くの品種の馬がいますが、その地域々々の多彩な文化を背景に、いろいろな特色のある馬が育てられてきました。
 北海道内には外国産の品種の馬の血統を引き継いで育てられ、活躍している馬たちがいます。走るのが速いサラブレッドや重たいそりを引く、かつては農業や林業の働き手として活躍し、今は、ばんえい競馬に活躍している輓馬、可愛いポニーもたくさん生産されています。
 その中で伝統の馬、北海道和種馬(通称:どさんこ)は、荷物や旅人を背中に乗せて運搬することを仕事として北海道の開拓に長く貢献してきましたが、今、その仕事はなくなりました。しかし、背中に人を乗せることが得意ですので青い空の下、あるいは真っ白な雪原でのホーストレッキングや、伝統武芸をスポーツ化した流鏑馬、性格や体格が適している障がい者乗馬など各種の乗馬の面で、あらためて皆様に可愛がっていただけることが可能となっております。
 また、長い歴史を持つ駄載技術の保存・伝承も大切です。私たちは、この技を 「だんづけ」と呼んでいます。昔は、どの地方にも普通にあった技ですが、人(技)と馬と馬具の三点が揃っていなければ消えてしまいます。そして消えていきました。 現在、函館、道南にのみ残されていますが、後の世代に引き継ぐことがとても難しい貴重な伝統馬文化です。熱意と創意工夫で伝統を絶やさないように頑張っています。
 北海道和種馬は社会貢献が可能な馬でもあります。その馬文化に、是非、皆様の暖かな応援をお願い申し上げます。
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